平成22年度 東京都内水面漁連の活動

 11月24日 東京都島しょ農林水産総合センターにて江戸前アユ復活事業に関する意見交換会に奥多摩、秋川、多摩川漁協より役職員15名が出席しました。島しょセンター研究員より魚道機能調査等の結果報告、水産課担当主任より平成23年度東京都が実施する各種調査の内容及び実施方法の説明がありました。東京都内水面漁連として、天然アユの遡上調査、江戸前アユの中間育成、天然遡上アユの汲み上げ、産卵場の造成等、平成9年より江戸前アユ復活事業にかかわってきていますが、今後の要望として、産卵場で孵化し、遡上するアユの行方をしっかり把握し、近い将来増殖計画の義務放流に盛り込まれるよう要望しました。23年度簡易魚道の設置も計画されており、経過につきましては報告させていただきます。  
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11月11日   11月11日(木)江戸前アユ育成事業の一環として、天然遡上アユの産卵場の造成を行いました。実施場所は多摩川漁協砧支部管轄内(東名高速上流)の多摩川で、秋川漁協、奥多摩漁協、多摩川漁協の役職員及び東京都水産課、島しょ農林水産総合センター20名の参加で実施しました。  詳細はこちらです。
 10月7日  全国内水面漁業組合連合会主催、河川流域振興活動事業の一環として平成22年度全国事務担当者研修会(岐阜県 下呂市)が開催され事務局が参加しました。各都道府県の内水面漁連の事務局を中心に約70名が参加。
カワウ対策に関連して
@「ドライアイス法を利用した個体数管理と粗朶を用いた魚の隠れ家について」長岡技術科学大学 生物系 助教 山本麻希氏
魚道に関して

A「水辺のこ小わざで魚やカニの道づくり」 
徳島大学 総合科学部 教授 浜野龍夫氏
B「中国の漁業事情と日中協力の展望」 海外協力財団 特別専門家 周 衛東氏
内水面漁協の遊漁券の新たな販売手段に関して
C「遊漁券コンビニ販売について」 
(株)JTB法人東京、全内漁連事務局
以上4つの課題について講演、説明を受けました。
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 9月16日   9月16日第55回内水面漁業中央ブロック大会(山梨県漁連開催担当)が山梨県笛吹市石和町において開催され、東京都内水面漁連からは8名が参加しました。全内漁連の橋本専務理事より第54回内水面漁業中央ブロック大会採択議案の処理報告の後、議案審議に入り下記議案が承認されました。
第1号議案 遊魚料徴収に関する法の整備について
第2号議案 コイヘルペスによる規制解除の見通しについて
第3号議案 漁業協同組合の再構築について
第4号議案 森林の持つ水源涵養機能の補充強化について
第5号議案 第53回内水面漁業振興大会提出議案について
第6号議案 第56回内水面中央ブロック大会開催当番県について
なお、22年度は埼玉県漁連が開催担当です。 

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 9月9日(日) 9月9日(木)かねてからの懸案でありました、東京都内水面漁連の研修会を9時45分より、あきる野市戸倉財産区会館にて開催しました。 多くの問題をかかえている内水面漁協ですが、今後どのように運営していくかを中心に以下の内容で行いました。

(1)内水面漁協の現状と今後の展開 東京海洋大学助教 丸山 隆
(2)漁場調整規則と遊漁規則について 漁場監視活動での問題点 水産課漁業調整係

(3)江戸前アユの遡上状況について  東京都島しょ農林水産総合センター
(4)カワウ対策について  水産課 漁業調整係

出席者は都内漁連傘下7組合より60名、東京都関係者9名で約70名。
多数の質疑応答があり、熱のこもった研修会でした。今後機会があれば積極的に開催する予定です。

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 5月15日(土) 昨日14日 二ケ領上河原堰におけるアユ汲み上げを実施しましたので報告します。 こちらです。 
4月22日(水)   平成22年度江戸前アユ事業検討委員会(福島会長以下10名で構成)が秋川漁協 小庄池会議室で開催されました。東京都水産課より2名、東京都島しょ農林水産総合センター2名の担当者にも参加していただきました。まず、水産総合センターより本年度の遡上状況について報告があり、現在の多摩川の状況は水量は豊富なものの、江戸前アユの遡上は、水温が低く(12℃〜16℃)あまり芳しくないとのことですが、4月27日〜30日にかけて大潮となり条件次第で大量の遡上が期待できるとのことです。(22年度江戸前アユ遡上状況)
今年も調布上河原堰下に滞留されると、予想される遡上アユの汲み上げは5月11日〜14日位に実施予定です。また、島しょ水産総合センターでは定置網で捕獲された遡上アユの標識放流(脂ひれ削除)を行っており、漁連としてこの調査(魚道効果測定)に協力することが確認されました。
稚アユの汲み上げ予定地点である、多摩川二ヶ領上河原堰付近の漁業権(内共第12号)は多摩川漁協と川崎河川漁協が共有しています。汲み上げにあたっては両漁協の同意が必要です。また東京都、神奈川県における内水面漁業調整規則において、適用除外を受ける必要がある部分(採捕の方法、禁止期間、大きさの制限、禁止区域等)の規定があるため、両県に特別採捕願いを申請し、魚類特別採捕の許可証が必要です。今回の採捕にあたり東京都内水面漁業調整規則において第25条(禁止期間)第26条 (大きさの制限)等が抵触します。以上のことから会議後、川崎河川漁協を訪問し、採捕の同意書をいただきました。

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4月5日(月)   高崎市にて午後1時より、平成22年度補助事業に係る中央ブロック協議会および内水面漁業中央ブロック協議会漁連会長会議が開催され、桜井会長以下23名が出席。東京内水面漁連より会長、事務局が出席しました。22年度における東京都内水面漁連の計画内容を報告。昨年に続いて江戸前遡上アユの汲み上げ等を計画、またカワウの一斉追い払いを4月アユ放流時期に合わせて行う予定です。
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 3月16日(火)  平成22年3月16日(火) 第58回東京都内水面漁業協同組合連合会通常総会が開催され(於 あきる野市自然休養村 山渓)下記の議案が承認されました。

                  記

第1号議案 平成21年度歳入歳出決算及び利益剰余金処分案
第2号議案 平成22年度事業計画案
第3号議案 平成22年度賦課金徴収金額案
第4号議案 平成22年度収支目論見書案
第5号議案 平成22年度一時借入金最高限度額及び取引先金融機関指定案
第6号議案 東京都への要望書提出について
 
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3月10日(木) 正副会長、事務局4名で都庁水産課を訪問。
1.江戸前アユ復活事業として、アユ遡上時期の仮設魚道や産卵場造成等の具体的実施に向けた事業化予算の確保
2.内水面行政及び試験研究担当部署の拡充強化
3.カワウ食害に対する積極的な対策支援
4.マス類放流種苗の持続的安定供給
以上を中心に内水面漁業の抱えている問題点(組合員の老齢化、遊漁者の減少、川を通した自然教育)を踏まえ、水産課長はじめ行政、試験研究の担当者に要望しました。
3月16日開催予定の総会で承認後、都知事あてに要望書提出予定です。

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2月18日(水) 平成18年に東京都が策定した「水産業振興プラン(川編)」このプランの中に”川魚の復活”として「江戸前アユ」と呼ばれる天然アユの復活の項がありました。産卵場の造成を主とし、江戸前アユを増やす内容でした。これに関係して平成19年度より3年間にわたり東京都島しょ農林水産総合センターで調査を行ってきた「アユ産卵場効果調査等に関する講習会」が2月18日府中市において開催され、参加者約70名のうち東京都内水面漁連傘下においては多摩川漁協(30名)秋川漁協(6名)奥多摩漁協(6名)が参加しました。具体的な内容は1.遡上アユの数と遡上範囲について 2.流下仔アユの分布と移動について 3.魚道機能調査結果の総括 4.産卵場効果調査結果の総括と産卵場造成方法 以上についての研究発表で、大変参考になりました。今後はこの調査をもとに、いかに内水面水産業に生かすことができるかが課題と思われ、東京都内水面漁連として行政機関に対して施策を要望する予定です。  
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2月14日(日) 東京都内水面漁連傘下の組合ではただいま決算を経て、総代会及び3月のマス類解禁に向けての準備に取り掛かっています。1月8日に一部の組合に挨拶に伺いましたが、どこの漁協でも水産業協同組合法の一部改正による、組合員資格審査委員会の開催等、例年に比べて忙しいようです。
東京都内水面漁連でも昨年同様に、江戸前アユ育成事業、河川流域振興活動実践事業、緊急・広域外来魚等対策事業に取り組んでいく予定です。22年度より今まで国が直接調査を行っていた内水面漁業統計調査について、公共サービス改革法に基づき、民間競争入札により決定された民間事業者が行うことになり、全国内水面漁業協同組合連合会傘下の当漁連でもこの作業に取り掛かっており、多忙な日々となっています。
3月には東京都内水面後連の総会が予定され、事業計画を決定します。本年もよろしくお願いいたします。