東京湾江戸前天然遡上アユは順調に多摩川に遡上しているようです。(平成26年度江戸前アユ遡上状況)反面、多摩川の河口から約45km付近に位置する日野用水堰下へ遡上アユが迷入・滞留し、カワウやサギなどの食害が発生し大きな問題となっています。この状況を改善するために東京都内水面漁連では平成24年度より東京都水産課、東京都島しょ農林水産総合センターの指導を受け簡易魚道の設置を行っています。平成26年度は5月15日、漁連傘下の多摩川、秋川、奥多摩漁協より約35名が参加して実施しました。


  


東京都農林水産総合
センター指導の下、漁連傘下の多摩川、秋川、奥多摩漁協より約35名が参加しました。



 東京都島しょ農林水産総合センター橋本研究員より、簡易魚道設置指導及び平成26年度天然遡上アユの遡上状況の説明を受けました。

土嚢に砂利を詰め
堰下に運搬します。



土嚢(約400個)を作成し、堰下に積んでいきます。
(2〜3袋一組でがら袋に詰め扇形に積み上げる)
完成した土嚢による簡易魚道
魚道上部にはプール設置 
高さ約70cm

島しょセンターでは、昨年同様に簡易魚道上部に定置網を設置し、遡上生物の捕獲調査を行う予定です。
日野用水堰には両岸に魚道がありますが右岸の魚道は現在、護岸工事中で機能しておらず、簡易魚道の効果が期待されます。
今後東京都島しょ農林水産総合センターで両岸の魚道及び簡易魚道の遡上状況を調査する予定です。