多摩川の河口から約45km付近に位置する日野用水堰下には毎年,堰を超えることができず多くのアユが滞留しています。これらのアユは、飛び跳ねる際に、カワウやサギ類、最近ではカラスの食害に会っています。昨年23年度東京都農林水産総合センターでは6月21日から堰高1.2mに1/3勾配の傾斜の土嚢を使用した簡易魚道を設置し5日間で2817個体のアユの遡上を確認しました。
島しょセンターでは24年度は時期を早め5月15日に同様の簡易魚道設置を計画し、東京都内水面漁連として多摩川、秋川、奥多摩漁協の役員約35名がこの事業に参加しました。


  

日野用水堰下

例年約100数十メートル堰下のたたきに、堰を越えられない遡上アユが滞留
鳥の餌になってしまいます。

5月連休前の大雨で15日現在少し増水しています。

潜水調査の結果、時期が早いのか堰下に、遡上アユはまだ確認できなかったようです。


東京都農林水産総合センター指導の下、漁連傘下の多摩川、秋川、奥多摩漁協より約35名が参加しました。
土嚢(約600個)を作成し、堰下に積んでいきます。
完成した土嚢による簡易魚道

島しょセンターでは、昨年同様に簡易魚道上部に定置網を設置し、遡上生物の捕獲調査を行う予定です。
昨年設置時(6月)と比較するとかなり水量が多くなっています。水量が落ちてくれば
上りやすい簡易魚道となるそうです。(東京都島しょ農林水産総合センター)
参考(23年度設置簡易魚道)