近年、多摩川水系において、特定外来魚のコクチバスの増殖が問題となっており、22年11月〜12月にかけて東京島しょ農林水産総合センターで生息状況調査を行いました。二ヶ領上河原堰、JR南武線橋梁下、大丸用水堰、JR八高線、JR中央線護床工、日野用水堰の計6ヶ所のうちすべての場所で目視による潜水調査でコクチバスが確認されました。さらに上流の昭和用水堰付近でも秋川漁協により確認されています。23年度9月にコクチバスの駆除を計画したものの台風12号、15号による濁水のため延期となっていましたが、11月5日(土)東京都内水面漁連としてコクチバスの駆除を実施しました。


  

多摩川昭和用水堰下

秋川漁協管轄漁場

多数のコクチバスが確認されています。
秋川漁協役員を中心に奥多摩漁協、多摩川漁協、東京都農林水産総合センターより60名以上が参加しました。
網で魚を追い込んでいます。

島しょセンターの研究員の方に潜っていただきましたがあちこちにコクチバスの魚影が確認されたそうです。
とれたコクチバスとアユ

                          
 東京都農林水産総合センターの研究員の話によると、5月にはこの場所で多数のコクチバスの稚魚が捕獲されていますが、 11月入り水温が低くなったので下流に下った可能性もあるということです。また網を寄せているうちに岩との隙間から逃げてしまったものも多数いるようでした。
平成21年10月25日に秋川漁協でコクチバス駆除を実施した時の成果は24匹。このときは秋川漁協組合員得意ののサクリ漁が中心でしたが、今回は濁りのためサクリ漁ができず、成果は2匹に終わりました。来年度は東京都内水面漁連として本格的に駆除事業実施予定です。